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あなたは神に誓いをなすとき、それを果すことを延ばしてはならない。神は愚かな者を喜ばれないからである。あなたの誓ったことを必ず果せ。 |
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あなたが誓いをして、それを果さないよりは、むしろ誓いをしないほうがよい。 |
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あなたの口が、あなたに罪を犯させないようにせよ。また使者の前にそれは誤りであったと言ってはならない。どうして、神があなたの言葉を怒り、あなたの手のわざを滅ぼしてよかろうか。 |
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夢が多ければ空なる言葉も多い。しかし、あなたは神を恐れよ。 |
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あなたは国のうちに貧しい者をしえたげ、公道と正義を曲げることのあるのを見ても、その事を怪しんではならない。それは位の高い人よりも、さらに高い者があって、その人をうかがうからである。そしてそれらよりもなお高い者がある。 |
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しかし、要するに耕作した田畑をもつ国には王は利益である。 |
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金銭を好む者は金銭をもって満足しない。富を好む者は富を得て満足しない。これもまた空である。 |
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財産が増せば、これを食う者も増す。その持ち主は目にそれを見るだけで、なんの益があるか。 |
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働く者は食べることが少なくても多くても、快く眠る。しかし飽き足りるほどの富は、彼に眠ることをゆるさない。 |
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わたしは日の下に悲しむべき悪のあるのを見た。すなわち、富はこれをたくわえるその持ち主に害を及ぼすことである。 |