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事が悪い時は、王の前を去れ、ためらうな。彼はすべてその好むところをなすからである。 |
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王の言葉は決定的である。だれが彼に「あなたは何をするのか」と言うことができようか。 |
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命令を守る者は災にあわない。知者の心は時と方法をわきまえている。 |
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人の悪が彼の上に重くても、すべてのわざには時と方法がある。 |
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後に起る事を知る者はない。どんな事が起るかをだれが彼に告げ得よう。 |
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風をとどめる力をもつ人はない。また死の日をつかさどるものはない。戦いには免除はない。また悪はこれを行う者を救うことができない。 |
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わたしはこのすべての事を見た。また日の下に行われるもろもろのわざに心を用いた。時としてはこの人が、かの人を治めて、これに害をこうむらせることがある。 |
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またわたしは悪人の葬られるのを見た。彼らはいつも聖所に出入りし、それを行ったその町でほめられた。これもまた空である。 |
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悪しきわざに対する判決がすみやかに行われないために、人の子らの心はもっぱら悪を行うことに傾いている。 |
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罪びとで百度悪をなして、なお長生きするものがあるけれども、神をかしこみ、み前に恐れをいだく者には幸福があることを、わたしは知っている。 |