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彼らは、人間を殺すことはしないで、五か月のあいだ苦しめることだけが許された。彼らの与える苦痛は、人がさそりにさされる時のような苦痛であった。 |
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その時には、人々は死を求めても与えられず、死にたいと願っても、死は逃げて行くのである。 |
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これらのいなごは、出陣の用意のととのえられた馬によく似ており、その頭には金の冠のようなものをつけ、その顔は人間の顔のようであり、 |
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また、そのかみの毛は女のかみのようであり、その歯はししの歯のようであった。 |
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また、鉄の胸当のような胸当をつけており、その羽の音は、馬に引かれて戦場に急ぐ多くの戦車の響きのようであった。 |
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その上、さそりのような尾と針とを持っている。その尾には、五か月のあいだ人間をそこなう力がある。 |
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彼らは、底知れぬ所の使を王にいただいており、その名をヘブル語でアバドンと言い、ギリシヤ語ではアポルオンと言う。 |
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第一のわざわいは、過ぎ去った。見よ、この後、なお二つのわざわいが来る。 |
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第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、 |
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ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。 |